
  2012 Rossignol Demo alpha
   
  Cascade Technology (カスケード)を搭載したデモ モデル。
   
  スキートップ部が3つのレイヤーで構成されいてるため、まず軽い!
  
  そして、ファーストレイヤーの接雪位置が、従来機種よりも約5cm位手前になります。
  重心を、よりセンターに集中させることができるので、滑り手の感覚としは、「オートマッチックに谷回りを始める」、という感じ。これは、けっして言い過ぎではないと思いますよ。
   
  一番驚くのは、従来のカービングスキーの定番であった「トップで雪面をとらえる」ような現象が皆無であることです。
   
  トップ部で雪面抵抗をとらえ過ぎると、滑走性が損なわれるだけでなく、その抵抗は身体にも負荷としてかかってきます。
   
  スキー自体の自然な落下運動をするためにも、それを補助する役割をスキーに保有させた、そんな印象です。
   
   
  整地での大回りを、よりパワフルにしてくれるのが、I-BOX Racing Plate(レーシング プレート)。
  World cupモデルに比べ、軽量のプレートを採用しているのが、オールラウンドに使うスキーヤーにとっては、うれしい設計です。
   
  Beta、Ganma に搭載されているプレートと違い、センター部でフレキシブルに動けるプレートなので、深雪やコブ斜面でも、柔らかく雪面をとらえてくれることでしょう。
   
  ラディウスは、
  T:180cm R=19.2m
  T: 174cm R=17.8m
  T: 168cm R=16.5m
  T: 162cm R=15.3m
  T: 154cm R=15m
   
  大回りも、小回りも、この一台で乗りこなしたい方には、「168cm」がおすすめです!
  トップ部の接雪位置が約5m程後ろになりますから、表示長さより短く感じます。
  それでいて、R=16.5m では、ゆっくりとした大回りも、意図したラインをトレースしてくれます。
   
  常にスキーのセンターにしっかりと荷重する、そんなスキーヤーに最適の一台です。